風そよぐ木々の緑もまぶしい季節となりました。
先日、名東猪高斎場で行われたお葬儀の様子です。
故人様はお花の先生でいらっしゃったので、花に囲まれた花祭壇を希望されました。
着物姿の遺影写真が花に彩られています。
茶道・舞踊の先生でもあり民生委員も務められた故人様。
ゆかりのお道具・感謝状など思い出の品々をお飾りしました。
お花の中でも特に好きだった”椿”の花。
生花では用意できなかったので、折り紙で作ってお飾りしました。
自宅での教室の様子を写した1枚。
思い出の写真をビデオにして参列の皆様にご覧いただきました。
懐かしいお姿に涙をこぼされる方もいらっしゃいました。
受付には故人様が人生訓としていらっしゃった『徳川家康公遺訓』の書。
写しを準備してお礼の品に添えてお配りしました。
ご家族もお通夜準備の時に初めてお知りになったこの書。今後は家訓として受け継いでゆかれます。
葬儀はお別れと共に次の世代への受け継ぎを行う場でもあります。
心の中の思いも次の世代へ続いてゆくように願っております。
名東猪高斎場スタッフ一同