プレア千種の日比です。
初夏の爽やかな風が木々の緑とたわむれる季節となりました。
先日プレア千種にてご葬儀をされたお客様のご様子です。
喪主様と故人様は二人暮らしのご夫婦で、奥様が先に旅立たれました。
ご主人は奥様のことが大好きで、ずっとそばについておられました。
通夜後は控室でのお守りをご提案しましたが、「このまま式場でいいよ」と仰いました。
朝、ご挨拶に伺うと、式場の椅子で横になっておられました。
そして、「結局僕もここで寝ちゃったよ」と、照れくさそうに私達に仰いました。
とても仲が良かったお二人・・・
出棺前の出立ちのお食事も、式場後方にて奥様と一緒に召し上がられました。
ご主人の愛情が溢れんばかりの素晴らしい時間で、私たちスタッフも暖かい気持ちにさせていただきました。
ご主人は自分一人で奥様を送り出すと仰っていましたが、お通夜・ご葬儀には、ご友人の方が花束を持ってお参りに来てくださいました。
奥様の生前の思い出話などをお聞きすることができ、ご主人はとても嬉しそうで、時に涙されていました。
祭壇横には、お持ちいただいた写真をお飾りしました。
写真の中で故人様が着ている服は、ご友人の方との思い出の服だったそうで、写真を見てご友人の方も大変喜んでいらっしゃいました。
お葬儀には色々な形があります。
しかし周りの方が故人様を想う気持ちは、みな同じだと・・・
ご主人の想いが奥様のもとに届きますように・・・
ご冥福をお祈り申し上げます。
2日間お疲れ様でございました。
(写真右:柴田)