平安会館 有松斎場 渡井です。
日差しが温かくなり、桜も満開に近づいてきた頃
大切なお姉様の葬儀をお手伝い致しました。
とても頼りになり、頑張り屋さんだったお姉様
頭も良く、本もたくさん読まれていたそうです。
女学校にいく事も決まっていたそうですが、
12歳の時に急にお父様を亡くされてから、
女学校にいく事を諦め、
お母様と一緒にごきょうだいを育てて下さったそうです。
優しいお顔をみて、妹様は
「 ほほえんでいるような気がする。
久しぶりに姉と一緒に過ごしました。 」
とお話し下さいました。
葬儀の際には
大阪にいるごきょうだいやご親戚もお見えになり
遺影のお写真も見られながら
「 えぇ 写真やな 」
「 あんたが撮った写真だよ 」と
お姉様との思い出話をされていました。
お寺様から頂いた新しいお名前には
お姉様のお名前より一字が入り、
“ 釋 尼 妙 幸 ”
と頂きました。
これからも
幸せがいっぱい溢れる様にそんな思いの詰まったお名前です。
最後のお別れのお時間には
たくさんのお花を手向けて頂きました。
「 よかったね たくさんのお花で送ってもらえて 」
とお姉様に声を掛けられていました。
皆様に見送られてのご出棺です。
大変お疲れ様でございました。
有松斎場 スタッフ一同
お姉様のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
【 写真 上段左:福山 上段右:中島 】