平安会館 東海荒尾斎場 大森でございます。
朝晩肌寒く感じる季節となりました。
本日大切な方の来世への旅立ちをお手伝いさせて頂きました。
式場内はお父様を想うお気持ちから
供花、供物がお供えされました。
お孫様からのメッセージが書かれた杖。
この杖が必ず極楽浄土へと導いてくれます。
お父様が家族を支えてくれたからこそ
皆様の元気なお姿があるのだと感じました。
ご趣味だった尺八。
「よく1階からピーヒャラピーヒャラ聞こえてきてね」
息子様がお話くださいました。
今はもうその音色が聞こえなくなると想うと寂しさが込み上げますが、また彼の地から演奏して下さることを願い、尺八をお柩へ手向けました。
息子様にとってずっとお手本だったお父様。
「お手本だった親父を亡くした今、俺はどうすればよい?」
通夜の日にそんなことをお父様へたずねてみたそうです
眠っているお父様から返事はありません。
すると
「お前はもう大丈夫」
「一家の大黒柱として家族を頼む」
と、言っているような気がしました。
もう大丈夫
そう背中を押してくれたようでした。
たくさんの家族
そしてたくさんの方に支えられて
お父様はお浄土へと旅立たれました。
東海荒尾斎場 スタッフ一同
お父様のご冥福を心よりお祈り致します。
(写真左: 大森)