平安会館　東海荒尾斎場の酒井です。

台風の過ぎ去った９月１８日。
厳しくも大きな存在だったお父様の葬儀式が執り行われました。

お父様は満８７歳。

長男として生を受けられ、ご両親にとても厳しく育てられたそうです。

幼少期のこともあった為か、三人のお子様方にも厳格なお父様だったそう。

厳しさの中に溢れる優しさはお子様方にはしっかりと伝わっておりました。

遺影は次女様とのツーショットのお写真を用いました。

院内の美容院で髪を切られた時のお写真だとか。
はにかむ笑顔がとても素敵で、家族の皆様もいい写真だと仰られておりました。

車椅子に乗られていたお連れ合い様も
しっかりとお父様と対面できるように棺の蓋を開けました。

今までの感謝を伝えられておりました。

お父様がお好きだった品々をご家族の皆様が持ち寄って下さり、祭壇前はとても賑やかになりました。

入退院を繰り返し、お好きだったものを我慢せねばならない生活。
これからは我慢しなくていいんだよ　とお父様にお声をかける姿が印象的でした。

通夜、葬儀と厳粛にお式が営まれました。

ご家族の温かなお気持ちが溢れる式場はとても穏やかな雰囲気でした。

お別れのお時間はゆっくりと過ぎて参りました。

前日の嵐が嘘のように晴れ渡る青空の下でのお旅立ちでございました。

喪主様をはじめご家族の皆様へ

ご不安なことばかりの中、大変お疲れ様でございました。
どうかお身体ご自愛頂ければと存じます。

何かお困りなことがありましたら、いつでもご連絡下さいませ。

お父様のご冥福を心よりお祈り申し上げます。

平安会館　東海荒尾斎場スタッフ一同
（写真左から　酒井、次女様、長女様、連れ合い様、喪主様、田中）