平安会館 東海荒尾斎場の酒井です。
年の瀬も迫る12月のひと日。
3年2か月という辛くもどかしい闘病の日々に弱音も吐かず、
懸命にその命を輝かせて下さった奥様のご葬儀が執り行われました。
奥様は49歳。
最愛の旦那様と恵まれた3人のお子様方と共に歩まれておりました。
待望のお孫様にも恵まれ、優しい愛情を注いで下さっていたことでしょう。
祭壇の近く、式場の壁面には皆様からのお気持ちで華やかに彩られました。
式場の入口には奥様の愛用のエプロンやたくさんのお写真が飾られました。
飾りつけはお子様方がして下さいました。
通夜、葬儀とご会葬に来られた方々も足を止め、
奥様を共に偲んで下さいました。
旅立たれる前にご家族に宛てた手紙。
お一人お一人への感謝が綴られておりました。
病と闘いながらもご家族のことを案じ、
気に掛ける母の強さを感じます。
お柩の一番近くにはお子様方からの供花。
「お母さん、ありがとう」
温かな想いはきっと眠りにつかれていた奥様にも
届いていることでありましょう。
お式の中では奥様に向けたお手紙の奉読がございました。
共に過ごした日々に想いを馳せ、
一言一言に込められたお気持ちが伝わってまりました。
お別れの時。
娘様がご用意下さったコーラをお口元へ。
ご家族の皆様もご会葬の皆様もしっかりと奥様とお別れして頂くことができました。
旦那様と共に働かれたお店の前を通り、
多くの皆様に見送られる中でのご出棺でございました。
喪主様、ご家族の皆様へ
大変お疲れ様でございました。
大切な方のお式に携わらせて頂けたことに感謝致します。
冷え込む日々が続いております。
暖かくして頂き、ご自愛下さいませ。
またご不明なことがございましたら、いつでもご連絡下さい。
奥様のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
平安会館 東海荒尾斎場スタッフ一同
(写真左端:酒井 右端:櫨)