平安会館 黒川斎場 鈴木です。
蝋梅の香りが漂い始める一月のひと日
大切なお父様のご葬儀をお手伝い致しました。
お父様は昭和8年1月1日にお生まれになってから、
今日までの間、ご家族やご友人の方と、縁を共にされ、
たくさんの絆を結ばれてきました。
満86歳でのお旅立ち
ご家族の皆様で準備されたご遺影のお写真は、
長女様の結婚式の際に撮影されたお写真からお選び頂きました。
祭壇に飾られた、ご遺影のお写真を見てご家族は、
「このときの表情が一番気に入っていてね……」と、
仰ってみえました。
微笑まれたお父様のお顔からは、その嬉しさが伝わってくることかと存じます。
そんなお父様の笑顔を胸に、
お心込めてのご焼香でございます。
プロのミュージシャンとしてご活躍だったお父様。
若き日のお写真はお母様よりお預かり致しました。
トロンボーン奏者としての多くの楽曲に携わったそうです。
晩年も“プレイヤー”として楽曲に携わり、
その腕を磨かれていたそうです。
お父様がお好きだった音楽。
数多くある中からお選び頂きました音楽は、
式場でお流ししました。
流れるその音楽に耳を傾けると、
在りし日のお父様の演奏のお姿を想い返されたことと存じます。
想い出の一コマ一コマを紐解きながら偲ばれましたお気持ちは
お父様のお心に寄り添うようでございました。
【写真】左側:鈴木
ご家族の皆様ご葬儀の際はお疲れ様でございました。
お疲れが出ませんようご自愛ください。
お父様のご冥福を心よりお祈り申し上げます。