平安会館 天白斎場の酒井です。
この度、満93歳のご生涯に幕を閉じられたお母様のご葬儀をお手伝い致しました。
印刷業を営むお父様を手伝いながらも、家事に育児に大忙しだったそう。
自分よりも家族を優先されるそんな優しいお母様。
喪主は息子様がしっかりと務め上げて下さいました。
舞台から溢れんばかりの生花で祭壇は彩られました。
祭壇中央には優しく微笑むお母様のご遺影。
左右には家紋である『丸に五本骨扇』が映し出されておりました。
お母様は何を着るにも紫のものというくらい紫色がお好きだったそう。
その為家紋も紫色を選ばれました。
お寺様により荘厳なお式が営まれました。
皆様の心を込めたお参りは、お母様にもきっと届いていることでしょう。
通夜式の後は、お母様と共に過ごす最後の夜。
各々感謝の気持ちを抱きながらご対面をされ、
ゆっくりと優しい時間が流れていきました。
お別れの際、お孫様やご親戚の皆様からたくさんの生花などお手向け頂きました。
末期の水はご家族皆様より。
大切なご家族と最後の時を過ごされ、
あたたかな気持ち溢れる中でのお旅立ちでございました。
喪主様をはじめご家族の皆様、
大変お疲れ様でございました。
日を追うごとに寒さが増してまいりました。
どうぞご自愛下さい。
大切なお母様を偲び、合掌。
(写真:喪主様方と酒井)