寒さが一段と強くなってきました。
皆様、どのようにお過ごしでしょうか。
平安会館 名古屋斎場 古村です。
先日、私は台風の被害があった長野県へ春日井東斎場の
伊藤館長とボランティアに行ってまいりました。
ボランティア活動は5、6人のグループに分かれて行いました。
お伺いをした家では、川が氾濫し浸水した爪痕がはっきりと残っており、胸が締め付けられる思いでした。
私の身長よりも高い2メートルもの水の勢いに、その時どれだけの恐怖があったことでしょう。
浸水は家ばかりではありません。
収穫を控えたりんご畑まで及んでいました。
りんご畑一面に広がる惨状に、被害から日数があったにも関わらず、復興がなかなか進んでいないのだと肌で感じました。
それほど、被害は大きく、また復興はたやすいことではないことだと実感いたしました。
実際に、かきだした泥は重く、ぬかるみ、思うように作業が進みませんでした。
りんご畑からかきだした泥は、小山ほども積み重なりました。
泥が取り除かれたりんご畑をみてほっとしましたが、被害はここだけにとどまりません。
実際に行ったからこそ、「本当に大変なことだ」と感じます。
現地の方々は顔を合わせるたびに、笑顔で迎えてくれました。
何度も「ありがとう」と声をかけてくれました。
ご自身のほうが何倍も大変であるのに、そう言ってくださる強さに、私も力をもらい3日間を全力でやりきりました。
被災した現地では、刻々と冬が近づき、寒さが厳しくなってきています。
一刻も早く、すべての方が元の生活を送ることができるよう心から祈っています。