平安会館 南陽富田斎場 鈴木です
広い空に秋の静かな雲が斜めに流れる十月のひととき・・・
大切なお父様のご葬儀をお手伝い致しました。
八十一歳のご生涯を奥様と共に夫婦二人
二人三脚で生き抜かれたお父様。
ご遺影は手塩にかけていた畑の柿の木を背景に・・・
「想い出の畑だから」
「せっかくだし柿の実も入れてあげようよ」
お父様への愛情がこもった二枚を合わせたご遺影は
ご家族にとって大切な一枚となりました。
「おじいちゃん、ありがとう」
「みんな集まってくれたよ・・・」
お父様と過ごしたかけがえのない日々を胸に
皆様ご焼香へと進まれました。
ご家族が持ち寄られた想い出の品々・・・
「たくさん持ってきたから寂しくないね」
「みんなでメッセージも書いたから向こうでも読んでね」
愛用の帽子を見れば、お出かけになる姿が目に浮かぶよう・・・
畑の手入れに精を出し、ご趣味の競馬を楽しむ様子は
ご家族馴染みの光景だったことでしょう。
二日間お疲れ様でございました。
落ち葉舞い散る時節になり、気温も下がってきましたので
体調崩されませんようご自愛ください。
スタッフ一同、お父様のご冥福を心からお祈り申し上げます。
【左側:鈴木】