プレア千種の日比です。
桜の季節もいつしか過ぎ、木々の緑が濃さを増してきたように感じられる今日この頃です。
本日は「納棺の儀」についてご案内します。
当社でご用意している納棺用品のセットです。
本日の宗派は曹洞宗で、故人様は49日間の長い旅へと出られます。
(宗派によって旅支度のない場合もございます。)
スタッフより、一つひとつ納棺用品の意味をご説明します。
スタッフが手に持っているのは、紙でできた六文銭です。
三途の川の渡し賃として昔から必要な物といわれています。
故人様は民謡の師範をされており、その時の思い出の着物をご準備されていました。
その他にも、親族様がご準備されたお写真や似顔絵など、思い出のお品を皆様の手で、心を込めて手向けられていました。
故人様は女性でしたので、当社でご準備した化粧道具を使い、皆様でお化粧をして頂きました。
「生前の顔に近づいた。今にも起きてきそうだね。」と
皆様笑顔で故人様のお顔を見つめられていました。
これで納棺の儀は終了です。
故人様の旅路がやすらかであります様、心よりお祈り申し上げます。