平安会館 島田橋斎場の原です。
暑さも少し和らぎ、季節が秋へと移ろうとしています。
そんな8月のある日、愛するご家族の皆様、ご友人、知人の方々に見送られ、ひとつの命が旅立たれました。
喪主を務められた旦那様は建設会社を営んでいらっしゃいます。
そんな喪主様を陰ひなた、支えられた御生涯でございました。
故人様を偲んで、ご会葬の方々もご参列になり、厳かに葬送の儀 開式となりました。
最後に喪主様より、ご参列いただきました皆様へ御礼のご挨拶です。
ご参列いただいた皆様への御礼の気持ち、
愛する奥様への感謝の気持ち・・・
様々な想いが溢れます。
故人様との最後のお別れのお時間です。
皆様それぞれにお花を手向けていただき、お別れをされました。
喪主様より、最後のお別れ水・・・
会社に住み込みで働く社員の方のために、午前三時に起きて弁当を作り、掃除に洗濯、会社の仕事まで担い、 まさに『縁の下の力持ち』だった故人様。
そんな故人様を、喪主様は讃えて
『小さな女実業家』
と、おっしゃいました。
この言葉には、たくさんの感謝の気持ちと尊敬の念が込められていると感じました。
78年の尊き御生涯。
愛するご家族の皆様と過ごした日々を、今は彼の地で思い起こしていらっしゃることでしょう・・・。
穏やかなほほ笑みをたたえる御遺影からは
『ありがとう、幸せだったよ』
と、声が聞こえてくるようです。
最後になりましたが、ご遺族の皆様方、大変お疲れ様でございました。
お疲れの出ませんように、ご自愛くださいませ。