長年連れ添ってきた連れ合い様へ
「かあさん、大好きだ」
と言葉を残し 、 ここ東海荒尾斎場にて、お一人の故人様が旅立たれました。
平安会館 東海荒尾斎場 大森です。
「なんとかなるがや」
それが故人様の口癖・・・・
そう言って笑う故人様に何度となく救われたと喪主様は仰っておりました。
60歳を過ぎてから始めたゴルフに打ち込み
その腕前は周囲も認めるほどに・・・・。
お棺の上には故人様愛用のゴルフキャップとグローブを手向けられました。
今年の3月頃まで毎日会社へ顔を出しておられました。
そんな仕事熱心な故人様に多くの方が参列され
懐かしいお写真を眺め別れを偲ばれておりました。
お寺様によるお勤め・・・・・
皆様真剣な眼差しで見守られました。
ご導師の1つ1つの儀式に
ご親族のお気持ち、想いが込められたように感じます。
皆様整列されお旅立ちのとき・・・・・
「明るい父を見送るのに涙は似合わない。
今は悲しくとも、笑顔で送り出したい。」
そんな喪主様のお気持ちが伝わったのでしょうか。
皆様最後まで明るい表情で、故人様を送り出されました。
最後まで自分らしく生き、幸せな人生を歩まれた故人様。
「なんとかなるがや」
そういって空高くから
皆様を見守っていることと存じます。
2日間大変お疲れ様でございました。
故人様のご冥福を心よりお祈り致します。
(写真左端:加藤 右端:濱野)