福寿草が微笑むこの頃となりましたが、
皆様お変わりなくお過ごしでしょうか。

今池斎場の山内です。
本日は６６歳と若くしてご逝去されたました
渡邉信子様のお葬儀の様子をご紹介致します。
お花がお好きだった信子様。
祭壇は明るい生花祭壇をお選び頂きました。

喪主の文昭様は、長きに渡り株式会社名古屋冠婚葬祭互助会の
取締役部長を務められました。
ご結婚間もない頃に信子様のご病気が見つかり、
藁にもすがる思いで名古屋の病院を訪れた事が
当社とのご縁を頂くきっかけになったそうです。
通夜・当日とも当社の社員も沢山お参りに駆けつけました。

ご病気から回復された信子様は、この名古屋の地で
看護師として精一杯働かれました。
お名札の若井クリニックという病院は今現在ありませんが、
その頃から信子様を「お母さん」と慕う若い後輩看護師の皆さん達から
送られたお供えのお花です。

信子様のお人柄がお名札からも偲ばれます。

信子様は７人姉妹でいらっしゃいました。
お若い頃、大病を患われたことで写真嫌いになられたそうです。
パネルのお写真は、文昭様を囲まれ姉妹皆さんで
撮影された大切な一枚です。
脇にオリジナルの礼状を添えてお飾り致しました。

通夜の読経終了後、ご会葬の皆様方には場所を代えて
通夜振舞いのお食事をお召上がり頂きました。
通夜振舞いのお席にはマイクロバスでお越し頂いたご町内の皆様全員を含め、
３０名以上の方がお食事をされ、思い出話等で信子様を偲ばれました。

喪主様挨拶のご様子です。

打合せの際、実は喪主の文昭様は頑なに挨拶を拒否されました。
「悲しすぎる。」が拒否をされた理由です。
しかし最後はしっかりとご会葬の皆さんに
感謝の気持ちをお伝えされました。
ご結婚され四十四年、かけがえのない奥様は
「私の心の中にずっと住んでいるのですから。」とお話されました。

心よりご冥福をお祈りいたします・・・合掌