日に日に暖かくなり、春の訪れが感じられる季節になりましたね。
平安会館比良斎場 早川でございます。
先日お手伝いさせて頂きました、善光寺別院願王寺様で行われた「節分会豆まき参拝」の様子をご紹介致します。
善光寺如来御宝前にて、「般若心経」を唱和し開運厄除けを祈願しました。
小学生の皆にも元気に豆まきに参加して頂きました。
豆まきってなんでするの?と小学生のお子様から質問がございましたので、少しご紹介致します。
昔は、『せち分かれ』と言って立春、立夏、立秋、立冬の、季節の始まりの日の前日を節分と言いました。
しかし、現在では、冬から春になる立春の前日の、2月3日だけが節分として残りました。
また、立春は1年の始まりと考えられていて、
立春の一日前の節分は大晦日にあたります。
悪いものを追い出して、素晴らしい春を迎える為に、
春の節分だけが行事として残ったと言われています。
平安会館浄心斎場河本館長にも、豆まき後のお掃除お手伝い頂きました。
豆まきの後には、護摩法要を行いました。
ご住職がお経をあげながら、護摩木を焚いていきます。
皆さん護摩木ってご存知ですか?
「護摩」というのは、サンスクリット語の「ホーマ」を音写したもので、「物を焼く」という意味です。
物を焼くと、炎があがりますが、実はその炎が重要なんです。
燃え上がる炎は「天の口」であって仏の智慧の象徴でもあり、その口から供物を食します。
つまり納めた護摩木は、供物として焼かれるのです。
そして、煙が天に届くことで、天は食を頂くことができ、代わりに人に福を与えるとされています。
私どもも豆まきに参加させて頂きました。
皆様に良い1年が訪れますように。