平安会館 名古屋斎場の佐野と申します。
先日名古屋斎場でお手伝いしたご葬儀のお話です。
葬儀開式前の様子でございます。
故人様は海外でご活躍されていらっしゃり、異国の文化にふれ様々な刺激を受けながら仕事に励んでおられました。
何にもとらわれることなく自分らしく生き、充実した人生だったと思いますと、喪主様はお話して下さいました。
また、暗く後ろ向きな事が嫌いでいつも皆様に笑顔を届け、
サプライズを仕掛けていた故人様。そんな故人様の想いを喪主様は形にしました。
上のお写真右下の故人様からのメッセージをご覧になれますでしょうか?
そこには「最後に一杯やりませんか。お注ぎできなくて申し訳ありません。手酌で…」と書かれています。
大好きだったお酒を、ご友人、知人の方とご一緒に…
「しんみりせずに、明るくいこうよ。」
そんな故人様の心の声が今にも聞こえてくるかのようです。
喪主様のご挨拶でございます。
挨拶の最後には、「暗い雰囲気が嫌いな故人ですから、明るく一杯やっていって下さい」と仰いました。
そして最後のお別れでございます。
多くのご友人、知人の方が故人様をかこみ、お酒を召し上がられてみえました。
お一人、お一人が故人様とお酒を交わしながらどんな想い出を振り返っていたのでしょうか?
喪主様をはじめ、ご遺族ご親族の皆様、二日間お疲れ様でございました。
名古屋斎場スタッフ一同、心よりご冥福をお祈りいたします。