こんにちは。平安会館 昭和川名斎場の橋本です。
梅雨も本格的になり、雨の日が多くなってまいりましたが、皆様どうお過ごしでしょうか?
小雨の降る少し肌寒い一日、灯篭にあかりを灯しお通夜式を迎えました。
今回の故人様はお肉屋さんを営まれていましたが、75歳で引退し娘様へ経営を託されました。
故人様のご出身は渥美半島。
今回のお葬儀は、ご親族の皆様からのたってのご希望で、お骨になられてから本葬を行う、渥美地方の風習に乗っ取ったお葬儀となりました。
祭壇には、故人様が海釣りで愛用していた釣竿をお飾りしました。
また、祭壇中央にはお供えの仏飯とは別に、故人様大好物のとろろかけごはんのセットをご用意いたしました。
さらに、餡子ものに目がなかったという故人様。
ご親族様が、故人様のお好きだったお饅頭をたくさんご用意になりお供えされました。
また、ご会葬に来ていただいた皆様にもお配りして、故人様を偲ばれていました。
式場入口には、潮干狩りに行くとき愛用していた網や道具をお飾りしました。
網の背景には、故人様のご出身地である渥美半島の風景を合わせました。
ご親族様は足を止めて、懐かしい昔話に花を咲かせていらっしゃいました。
故人様とはご親戚になるお寺さまも、この風景を懐かしく想われ、
法話で故人様のとの想い出話をお話になっていました。
たくさんの皆様にご参列いただき、故人様のお人柄を垣間見るようでした。
心より、ご冥福をお祈り申し上げます。
二日間、大変お疲れ様でございました。 どうか皆様お疲れが出ませんようご自愛下さいませ。
昭和川名斎場スタッフ一同