平安会館 有松斎場 渡井です。
秋空が高く澄み渡る10月
大切なお父様の葬儀をお手伝い致しました。
満80歳の御生涯でした。
たくさんの花に囲まれたお父様
お近くには
大好きだったお砂糖、ミルクの入ったコーヒーやおまんじゅう
そして娘様からのプレゼントの本や新聞をお供え致しました。
お通夜の際にはお寺様より、
「お葬儀は亡くなった方の魂に
あなたは亡くなったのですよ と見てもらう儀式でもあります。
亡くなった方自身が“旅立ち”という区切りを付けてもらう大切な時間。
新しいお名前は、人が生まれた時に、ご両親がその子の幸せな人生を思ってつけてあげる様に、
この世を去っていく時、仏様のお弟子様になる為の意味を持つ大切なお名前です。
お父様は、
ご家族やご縁のあった方々を大切にされてきた方です。
家族の絆や人のありがたみを今回ご自身の旅立ちを機に私たちに教えて下さいました。
皆さんもご家族や大切にしている人に
今からでも構いませんので感謝の言葉や思いを伝えていって下さい。
それがお父様からのメッセージです。 」
とお話を頂きました。
ご親戚の方も大阪から足を運んで下さいました。
喪主様である娘様からの挨拶の際にも
来て下さった方への御礼の言葉が伝えられ、
お父様からしっかりと相手を思いやる気持ち、感謝の言葉を伝える大切さが受け継がれていると感じました。
最後には
お供えしてあった物を
皆様からお父様へ…
「 コーヒー好きだったよね。」
「 ありがとうね。」と
感謝のお言葉が溢れた
ご出棺のお時間でした。
喪主様はじめ、ご家族の皆様
2日間大変お疲れ様でございました。
有松斎場スタッフ一同
お父様のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
【 写真 上段左:中島 上段右:渡井 】