こんにちは。平安会館天白斎場の関です。
本日お手伝いしたご葬儀のお話です。
故人様は、実直な性格で定年まで勤め、家庭では厳しくも愛情たっぷりなお父様でした。
そんな故人様は16年ほど前に脳出血を患いました。身体の自由が利かず、それでも懸命にリハビリに励み、川柳やカラオケ、ちぎり絵に勤しんでいたそうです。
式場入り口には故人様がお作りになったちぎり絵、またお書きになった川柳をお飾り致しました。
喪主様からは「川柳を書いていたことは知っていたが、これほどまで書いていたとは驚いた」とのことでした。
内容も興味深い作品が多く、素晴らしい作品でした。
川柳だけでなく、ちぎり絵の腕前も見事なものでした。
そんな故人様のご葬儀は、家族想(葬)にて執り行われました。
通夜、葬儀ともにたくさんの親族の方々がお見えになりました。
式が終わると、皆様、川柳やちぎり絵をご覧になりながら、お話が尽きない様子でした。
故人様の人柄を反映してなのか、終始和やかであたたかな雰囲気でした。
「ありがとう」
故人様を偲べば偲ぶほど、そんな言葉があちらこちらから聞こえてくるようです。
ご冥福をお祈り致します。
平安会館天白斎場スタッフ一同