おはようございます。平安会館 春日井中央斎場です。
年は明けましたが寒い日が続きますね。
今回は1月2日にお手伝いしたお葬式の様子です。
故人は93歳のお爺様でした。
そのお爺様の遺品を式場入口に飾りました。
お気に入りの靴はクロックスということで、
愛用の洋服とクロックスを飾りました。
こちらの写真は昭和12年に撮影されたものです。
93年という長い人生。
参列された方のほとんどはこんな若い頃のお爺様を知りません。
しかしこのお写真は皆さんの知らないお爺様の姿をずっと残してきてくれたのです。
お仕事を引退される頃、始めた詩吟は師範の腕前に。
自分の子供や孫の結婚式でも披露されたことを親族の皆様はよく覚えてみえました。
そして詩吟をする時は「瑞嵐」と名乗ってみえたことを教えてもらいました。
お葬式の最後に、お仲間が集まり「弔吟」を詠まれました。
大正から平成へとお爺様が歩んで来られた道のりを皆さんで偲んだお式になりました。
どうぞ安らかに。