記事のタイトルは喪主様からのご挨拶で語られた感謝のお言葉です。
平安会館 半田乙川斎場の酒井と申します。
多くのお子様方に見送られ、
93年という長い歳月を懸命に駆け抜けてこられたお父様の葬儀が営まれました。
一昨年の8月に最愛の奥様が先立たれました。
奥様の時と同じようにと喪主様が祭壇など決めて下さいました。
喪主は次女様がされました。
奥様のご葬儀の時はお好きだった桜の背景で遺影を作成し、
この度はお父様がお好きだった黄色いチューリップの背景で作成致しました。
喪主様が自宅でチューリップを育てられ、いつもお父様が見えるところに飾ってあげていたそうです。
祭壇の左右には思い出のお写真を飾りました。
タケノコを嬉しそうに持つお父様。
素敵な笑顔に家族の皆様も嬉しそうに眺めていらっしゃいました。
不思議なご縁で奥様と同じ93年と5か月という歳月を過ごされました。
4日程、奥様の方が長く命を輝かされたそうですが、奥様に追いつこうと頑張られたお父様。
感謝と労いを込めた皆様の合掌。
お寺様の厳粛なお勤めの中、眠りにつくお父様にもきっと想いが届いている事と存じます。
奥様のご葬儀の時のように、通夜日は天候に恵まれませんでしたが、葬儀日には綺麗な晴れ空でご出棺を迎えることができました。
喪主様、ご家族の皆様、大変お疲れさまでございました。
暑い日々が続いてまいります。
どうかお身体ご自愛下さいませ。
お父様のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
平安会館 半田乙川斎場スタッフ一同
(写真左端:酒井 右端:高橋)