平安会館 半田乙川斎場の酒井です。
秋雨の降る10月のひと日。
面倒見が良く、働き者だったお母様のご葬儀が静かに執り行われました。
お母様は満87歳。
80歳を過ぎてからもシルバー人材の仕事に励んでおられました。
喪主は長男様がお務めにました。
体調が定まらず、喪主様方が「無理をしないで」と伝えても
「やらずにおけない」と一途に意志を貫き通してきたお方でした。
そんな大切なお母様の為に、ご家族の皆様からのお気持ちで祭壇近くは華やかに彩られました。
恵まれたお孫様、曾孫様の面倒もしっかりと見て下さったそうです。
位牌近くに置かれた湯呑はお孫様からプレゼントされたもの。
「おばあちゃん」が慕われていたことが伝わって参ります。
通夜、葬儀とご家族を中心に温かく式が営まれました。
お寺様は二名でのお勤め。
読経が式場内響き渡りました。
お別れの時。
大福や沢山のお花、メッセージカードなど
柩の中にお手向け頂きました。
かけがえのない時間がゆっくりと過ぎてゆきました。
降っていた雨もご出棺の時には止み、
光明が差す中でのお旅立ちでございました。
喪主様、ご家族の皆様へ
お疲れの中でも懸命にお打合せなどして下さり、ありがとうございました。
少しでもお役に立てていれば幸いです。
体調など崩されませんよう、ご自愛下さい。
お母様のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
平安会館 半田乙川斎場スタッフ一同
(写真左:酒井 右:喪主様)