こんにちは　平安会館　黒川斎場　木全です。

雪が降りそうなほど冷え込んだ１２月のひと日、

一件の大切なお母様のご葬儀のお手伝いを致しました。

お母様のお子様は長女様お１人で、

喪主は長女様のご主人が勤められました。

祭壇はご家族の希望で美しい生花で彩られ、

ご遺影のお写真からは、今にもお母様の

お声が聞こえてくるようでございます。

お母様は満７９歳。

昭和１３年７月１５日にこの世に生を受けられ、

昭和・平成と、激動とも言えるこの時代、

一生懸命に頑張って生き抜いて来られました。

お母様は我慢強く、

ここ１０年程は、懸命にお父様の介添えをされてきました。

お母様の真心込めた介添えを、お父様は誰よりも幸せに

感じていらっしゃることでしょう。

『どんな時も、家族の為に心を尽くしてくれた母のことを想うと、感謝の気持ちでいっぱいになります。

こうして訪れた別れの時、母との別れには悔やまれてなりませんが、母に安らぎの時が訪れたと思うと、

この悲しみもいかばかりか癒える気が致します。』と、涙ながらに仰った長女様．．．．．．　

手先も器用でいらっしゃり、お子様の持ち物は、お母様の手作りのものばかりだそうです。

平成２９年１２月１３日、

温かいぬくもり溢れる面影を残し、

満７９歳にて尊い生涯に幕を閉じられました。

平安会館　黒川斎場スタッフ一同

お母様のご冥福を、心よりお悔やみ申し上げます。

季節柄、お身体にはどうぞご自愛ください。

最後に、

喪主様とお写真をお撮りしました。

写真左側：担当　木全