平安会館 半田花園ファミリーホールの田尻です
寒さがより一層厳しくなる二月のひと日
ひとりの尊き男性の人生が静かに閉じました
「白いお花をいっぱい飾って賑やかに……」
ご家族の皆様の想いを形にした祭壇の中心からは、春の日差しのような暖かな笑顔で皆様を出迎えてくださった順一様がいらっしゃいます
焼香の後に枕元まで進まれておひとりおひとりメッセージの書かれた折鶴を手向けていらっしゃいました
「よく頑張ったね」
「ゆっくり休んでね」 数々の温かい言葉が聞こえてきます
大好きだった三ツ矢サイダーを順一様の口元へと運んでいただきました
でも、やはりこれがなければ!と大好物のうなぎをお柩の中へ納めてみえました
趣味も充実されていてボーリングは喪主である奥様とよく出掛けてはスコアを競っていらっしゃったとか
順一様のベストスコアはなんと”298”とのこと!
それでも奥様のスコアには叶わず、その差はなんと1点差だったそうです
せめてあちらでも楽しんでいただけるように紙製のボーリング玉と、釣りも嗜んでいらしたので紙製の釣竿も一緒に順一様のお手元に……
思い出がたくさん駆け巡るなかでのご出棺
最後は参列の皆様にも力添えをいただいてお車まで
奥様とご家族が、元気で支えあって日々を過ごしていただくことこそが何よりのご供養となることでしょう
お疲れさまでございました、皆様どうぞご自愛ください
半田花園ファミリーホールスタッフ一同
(写真左:田尻 右から三番目:岸本)