平安会館 大府斎場の酒井です。
2月24日。
強くて優しかった旦那様のご葬儀が営まれました。
旦那様は満80歳。
最愛の奥様と恵まれたお二人の娘様とともに人生を歩んで来られました。
喪主は奥様が務め上げられ、祭壇は白木祭壇にて飾られました。
賑やかな事がお好きで、商店街のお祭りなどで出店をされていたそう。
子ども達の笑顔を見ることも大好きで、喜ぶ姿に目尻を下げていらっしゃったお姿もあたたかな面影。
お祭りから連想をし、遺影写真の背景には花火を提案致しました。
出来栄えを見て、娘様方も喜んで下さいました。
「賑やかな事が大好きだったもんね」
「華やかでいいね」
と仰って頂くことができました。
授けられた戒名には旦那様のお名前が取り入れられておりました。
柩の近くには娘様の結婚式の時のお写真や愛用の帽子。
また、お好きだったお菓子もお供えされておりました。
通夜、葬儀と楽器の奏者を招き、式場にて生演奏がありました。
通夜日はチェロ、葬儀日はフルートの奏者が来られ、優しい音色が響き渡りました。
通夜、葬儀式とも厳粛なお式が執り行われました。
喪主様をはじめ、ご参列された家族の方、そしてご友人の方からの心のこもったご焼香。
新たな旅路を進まれる旦那様にもきっと届いていることでしょう。
喪主様に代わり、長女様が代表して御礼のご挨拶をして下さいました。お辛い中なのにしっかりとお役をやり遂げて下さいました。
お別れの儀では、たくさんの生花で旦那様の周りは彩られ、お好きだったビールで口元を濡らして頂きました。
ゆっくりとかけがえのない時間が過ぎていきました。
晴れ渡る青空の下でのお旅立ちでございました。
喪主様、娘様方へ。
ゆっくり休むことができていない中、懸命にお式の準備を進めて下さり、大変お疲れ様でございました。
ご不安なことがありましたらいつでもご相談下さい。
旦那様の安らかなるご冥福を心よりお祈り申し上げます。
平安会館 大府斎場スタッフ一同
(写真左:酒井 写真右:喪主様)