平安会館 東海荒尾斎場の田尻です
紫陽花も次第に鮮やかな色合いを見せてくれる六月のひと日…
良き夫、父であり、優しいおじいちゃんでいらした方の葬儀が執り行われました
まるで駆けつけてくださった皆様を温かい眼差しで見守っていらっしゃる和正様…
式場の入口には思い出の写真の数々をはじめ、似顔絵色紙、愛用の帽子や洋服、ヘルメットなど
抱えきれないほどたくさんの品々がそこにはありました
式には親族の方々をはじめ多くのお参りの皆様に足を運んでいただけたのは
和正様のお人柄があってのことなのでしょう
口数が少なかったという和正様は感情を上手く表現できず、誤解を招くこともあったそうですが、
心根の優しさは一番分かっていますと奥様は仰いました
機械関係の仕事に就き、家族のために懸命に働いていらした和正様
お花を手向けるお別れの時間…
とても慕われていた和正様、すぐに周りは花を手向けたい方々でいっぱいになりました
口元はお好きだったビールをご用意しました
「酔っ払ってしまうな」
「おじさんなら大丈夫」
と和正様のことを想えばこその言葉がここにありました
子ども想いで娘様とゴルフを楽しむ光景や、お孫様と手を繋ぎお菓子を買いに出掛けるおじいちゃんの面影、静かにお酒を嗜まれる姿や、休日バイクを走らせる様子などが次々に浮かんできますと奥様…
多くの方々に手を添えていただきご出棺のときです…
初七日法要まで無事に執り行うことができました
お疲れのでないようゆっくりとおやすみください
東海荒尾斎場スタッフ一同
(写真右:田尻)