平安会館 有松斎場の田尻です
寒さも一段と厳しくなる十二月のひと日、実り多き人生を歩まれた尊き男性が旅立たれました…
『建具店』を営まれ、建具職人としてお仕事に励んでいらした故人様は、懸命に働いて家をご家族の暮らしを守ってみえました
親しき皆様が駆けつけて下さったのですから、きっと故人様も喜んでいらっしゃることと存じます…
職人気質でいらした故人様、それでもお仕事が休みの日には子どもたちを遊園地へ連れて行ってくれたそうです
「優しくて子煩悩、わんぱくな男の子ばかりを育てるのは大変だったと思いますが、たっぷりの愛情を注ぎそれぞれを立派に育ててくれたことには心から感謝しています」と次男様…
何より四人のお孫様方を、愛おしそうに可愛がられる様子も忘れられません
アメリカや中国など、海外で生活されている自慢のご長男の元へ旅行も兼ねて行かれたことは、お父様の大切な想い出となっていることでしょう
想い出の写真を大きなスクリーンでご覧いただきました
皆様のお心にはきっと数え切れないくらい沢山の想い出が鮮やかに映し出されていたのではないでしょうか
お寺様よりお話を頂戴し、またご親族の皆様を代表され喪主様代理で次男様より感謝のお言葉を賜りました
通夜式に参列されたご親族の皆様と一緒に…
(写真右:田尻)
この日はお部屋で想い出話に花を咲かせていただきながらお食事をともに…
葬儀式には、海外より喪主様がご到着され、ご親族の皆様を代表され感謝のお言葉を賜りました
お別れの際、皆様故人様へのたくさんの想いを胸にお花を手向けていらっしゃいました
皆様が日々を明るく笑顔で過ごされることこそが何よりのご供養になることと存じます
大空より見守ってほしいと願って…
『 お疲れさまでした ゆっくり休んでください 』