平安会館 名古屋斎場 鈴木です。
雲の隙間から
飴色の春陽が射し下ろす4月・・・
大切なお父様をお送り頂きました。
多くの苦労を乗り越えて、ひたむきに働いていたお父様・・・
お孫様やひ孫様に会えない時は、
写真を送ってもらい嬉しそうに愛らしい笑顔を見つめていたそうです。
ご遺影のお父様も心なしか微笑まれているような気が致します。
好きな音楽を聴いたり、高年大学に通い、街の歴史を調べ史跡巡りをしていたお父様。
卒業後も『歩く会』のOB役員として、ウォーキングを楽しんでいらしたようです・・・
動物園にある散歩コースで汗を流していたお姿は皆様の大切な想い出と存じます。
そんなお父様を想い出されてのご焼香でございます・・・
甘いものが大好きでいらしたお父様を偲んで、ご家族が大判焼きをお供えされました。
「これが大好きでよく食べていたのよ・・・」
最後のお別れの時には、
ご家族の手でお花と共にお父様のお近くへと手向けられました・・・
彼の地でも美味しく召し上がっていることと存じます・・・
想い出詰まったご家族のお写真は壇上にお飾り致しました・・・
ご自分のことよりもご家族のことを一番に考えていた、思いやりのあるお父様・・・
「少し昔の写真だけどお父さん良い顔してるね・・・」
ご遺影もこちらのお写真から選ばれました・・・
二日間お疲れ様でございました。
皆様のお気持ちはお父様にきっと届いていることと存じます。
季節の変わり目ですが体調など崩されませんようご自愛下さい。
ご冥福を心よりお祈り申し上げます。
【左側:鈴木】