平安会館 島田橋斎場の酒井です。
107歳というご生涯の幕を穏やかに降ろされたお爺様の葬儀を担当致しました。
喪主はお孫様がしっかりと務め上げて下さいました。
悲しい、寂しいという感じではなく、大往生だから明るく送ってあげたいと喪主様はお話下さいました。
お爺様はご自宅で一晩を過ごされ、通夜日に島田橋斎場へお連れしました。
ご自宅から出発する際、喪主様の手を借りて一緒に寝台車へお連れしました。
所縁の場所をいくつか経由し会館へ。
島田橋斎場に到着した後は、ご家族の手を借り、納棺の儀を執り行いました。
お爺様の愛用のお数珠や朱印の押された帷子。
ご朱印帳など納めていただきました。
その中でもご家族の方が作られた「長寿表彰状」はとても微笑ましく、
お爺様も喜ばれていることと存じます。
納棺の儀を終え、飾られた祭壇のお近くにご安置しました。
生花で彩られた祭壇。
優しい雰囲気が漂います。
100歳を記念して総理大臣から贈られた賞状や、
千羽鶴、手作りの王冠を祭壇近くに飾らせていただきました。
通夜、葬儀と親交の深いお寺様が厳粛なお式を執り行って下さいました。
お寺様もお爺様に対して、地域で一番の長老だからしっかり送ってあげたいと仰ってみえました。
葬儀はお寺様7名にて。
最期のお別れの時間。
ひ孫様よりたくさんの折り紙を手向けていただくことができました。
色とりどりの生花にも彩られ、安らかにお爺様はお休みになられておりました。
この度は大変お疲れ様でございます。
お身体ご自愛下さい。
平安会館 島田橋斎場スタッフ一同
(喪主様と酒井)