トップページ > 名古屋冠婚葬祭互助会誕生物語 > 互助会誕生物語その2
「新しい時代がはじまる今、一時の見栄や習慣にとらわれて、散財することは、新生活を始めるために大きな障害になる。
しかしそれはいずれも人生の大きな行事である以上、皆等しく、その式を神聖かつ厳粛に行いたいと望み、そのために苦労している人は多い。
一ヵ月15円か20円の積立で儀式が荘厳かつ厳粛に行うためにはどうしたらよいか。」
そう着目したのが横須賀市冠婚葬祭互助会の創設者 西村熊彦氏だった。
当時、発足が歓迎されているとはいえ、行政的な監督機関(※)がなかったことから、
「互助会は経営者がしっかりしていないとサギ、持ち逃げの危険もある」
とさえいわれ、人々に不安がつきまといました。
「この事業は普通の事業とは違う。たとえ門前払いを受けても、相互扶助の精神という創設者の魂をたたきこまなければいけない。」
ノブツグはこれから自分がはじめようとしている重大な事業を、その社会的な背景を、ただまっすぐに見つめていました。
※昭和48年から「割賦販売法」により、互助会事業は通産大臣(現 経済産業大臣)の認可を受けることが義務づけられています。
登場人物:ノブツグ
名古屋冠婚葬祭互助会創設者 山本信嗣